母乳中のアレルゲンの量
母乳にも、食物アレルギーのアレルゲンが出てきます。
しかし、そのアレルゲンの量は、直接摂取に比べて1万分の1から10万分の1くらいのわずかな量です。
そして、逆にこのようなわずかな量であることからアトピー性皮膚炎につながる場合があります。
つまり、微量であるために、気づかないうちに慢性的に起きることがあるのです。
お母さんが食物アレルギーに気が付かず、その食べ物を毎日食べているとすると、毎日母乳にそのアレルゲンが出てくるわけですから、その母乳を毎日赤ちゃんが飲むことによって、湿疹が出るということになるのです。
そしてそれが長期的に続いた結果、アトピー性皮膚炎となってしまいます。
これが、食物アレルギーに合併した乳児のアトピー性皮膚炎です。
また、お母さんが食べた食べ物のアレルゲンが母乳中に出てくるのは、その食べ物を食べてから数時間後です。
ですので、授乳してから湿疹が悪化した場合はその半日前くらいに食べた物を疑う必要があります。
また、アレルゲンを摂取したからといって、必ずしもアレルギー反応(湿疹が出る)とはかぎりません。