乳児のタンパク質の消化と食物アレルギーの関係
食べ物を食べると、胃や小腸で消化されます。
食品中のタンパク質も消化されます。
タンパク質は、胃でペプシンという酵素によって消化されます。
しかし、乳児の場合は、このペプシンによる消化力が成人にくらべて弱いのです。
これは、成人は胃のpHが2くらいであるのに対し、乳児の胃のpHが4くらいであるからです。
ペプシンは、pHが2前後が最適でよく働きます。
乳児のpHは4前後であり、ペプシンはあまりよく働きません。
このような理由で、乳児は消化力が弱いのです。
この消化力は2歳ごろに成人レベルに達するようです。
このように、消化が未熟なため、それだけタンパク質を分解できないわけです。
タンパク質は、アミノ酸、ペプチドまで分解されます。
そして小腸の粘膜から吸収されます。
食物アレルギーの原因は、このタンパク質です。
アレルゲンであるタンパクの分子が小腸粘膜から吸収され血中に入ることによってアレルギー反応が起こります。
これらのことから消化器官の能力が食物アレルギーに大きく関係していると考えられます。